TOP 10 観光名所
「都市の美しさは、飾り立てられた外見ではなく、その土地に植えられた植物から咲き誇る花にある」
台中の魅力は山あり水辺の風景ありの自然の生態にあり、趣を残しよく保存された風雅な歴史にあり、バラエティ豊かな芸術文化にあります。伝統的な記憶を守りつつ、現代的な建築を発展させながら、世界へと窓を開き、世界へと羽ばたくのです!
台中国家歌劇院
Instagramチェックインの人気スポット
「台中国家歌劇院」は世界的な建築家伊東豊雄氏の設計で、業界では「世界でもっとも施工が難しい建築物」と言われていました。
歌劇院は「音の洞窟 (Sound Cave) 」をコンセプトに、現代的な技術と建材を用い、硬質でそっけない環境を解放し、クールな都市の輪郭を生命力に溢れたやわらかなフィールドに変えました。
建物を取り囲む水の流れと屋上庭園で、舞台と観客、室内と屋外という二極化された区分を打ち破り、より多くの人が建築、芸術と対話できる空間を形作りました。生活の根本である「人」としての感覚への回帰を促しています。
草悟道
緑の中を行き道理を悟る
グリーンベルト状の都市空間が沿線の国立自然科学博物館、市民広場、勤美誠品緑園道、芸文空間、国立台湾美術館、美食街などをつなぎます。イベントに従い、時には忙しく時には穏やかに、雰囲気と空間も濃くそして薄く、密にそして疎らに、書道の「草書体」のように自然に流れていきます。
「行草悟道(緑の中を行き道理を悟る)」のコンセプトで設計されたため、「草悟道」との別称されています。
東豊自転車緑廊と后豊鉄馬道
旧鉄道で自転車体験
后豊鉄馬道は台湾鉄路山線を改修した全長4.5kmの自転車道です。沿線は風光明媚で多様な景観が広がります。中でも、大甲溪をわたる花梁鋼橋(鉄橋)と独特の構造の旧山線トンネルはこの路線のハイライトでしょう。
東豊自転車緑廊は台湾で初めての鉄道廃線を改修した自転車専用道で、全長約12kmです。道の両側には植栽が施され、美しい緑の回廊を形成しており、近くの大甲溪の澄んだ水に照り映えます。
東豊自転車緑廊は今では后豊鉄馬道と接続しており、台中で人気のレジャースポットとなっています。
逢甲商圏
台湾全土に名を馳せるオリジナル美食
逢甲商圏は文華夜市、逢甲路、西屯路、福星路、碧根広場などを含む逢甲大学の周囲一km内を指します。
市場調査によれば、逢甲商圏は若者が最もよく訪れる繁華街の一つです。平日であっても、その人出は三万人に達するほどで、台湾で最も有名な繁華街といわれています!
ここにはオリジナル料理、昔懐かしい味、エスニックフードが食べられる店に加えて、若者向けの斬新なファッションが並ぶ店もあります。リーズナブルでおしゃれ、見て楽しめ、味覚も大満足です!(西屯区)
谷関温泉
温泉浴に適した季節:夏季(冷泉)、冬季(温泉)
谷関は聳えたつ岩壁が続く険峻な地形で、温泉は山麓から湧き出し、岩の間をくぐり抜けて流れ出てきます。年間を通じて豊かな水量を誇り、大量の硫化物を含むため、温泉郷全体にほのかな硫黄の匂いが漂っています。日本統治時代、明治天皇はこの湯に浸かった後、男子を授かったということで、「男子誕生の湯」といわれています。
谷関温泉はまろやかな炭酸水素ナトリウム泉で、透き通り、飲むこともできます。関節炎、神経痛などに効果があるとされており、いつも湯治客でにぎわっています。
高美湿地
バードウォッチングに適した月:六月~二月
高美湿地は清水大甲溪の河口南側に位置する重要な生態保育区です。面積は広くないですが、泥質と砂質が混じり合うことと、沼沢地帯が点在することで、豊かな動植物の生態を育んでおり、ここに暮らす鳥類は120種余りにも上ります。
また、美しい朝夕の変化と高美灯台、風力発電風車などの人工的景観の見事さでも知られています。ここには海風を満喫できる自転車道もあり、沿海の観光スポットとなっています。
大甲鎮瀾宮
台湾で最も知られた媽祖廟
大甲區鎮瀾宮は大甲を代表する観光地であり、台湾で最も知られた媽祖廟といえるでしょう。二百年余りの歷史を有し、年間を通じて参拝客が途切れることはありません。中でも毎年旧暦三月に行われる媽祖巡行は、世界でも珍しい宗教行事で、内外から大勢の見物客が押し寄せます。
鎮瀾宮には紫羅蘭ヒスイの媽祖像が、地下一階の「媽祖文化館」には黄金の媽祖像があり、ともに鎮殿の宝とされており、媽祖は今では「台中三宝」の一つに列せられています。台中旅行で必見のスポットでしょう。
台中公園
都市の中心にある憩いの地
台中公園は1903年10月28日の設置以来、台中市のランドマークとして不動の地位を保っています。公園内には人工湖、あずまや、アーチ状の橋など優美な造形が連なり、屋外音楽台、児童遊戲区、テニスコートなどのレジャー施設もあります。
台中市の中心部に位置し、交通が便利なため、休日には家族揃って訪れる市民でにぎわいます。
霧峰林家花園
歴史を伝える中国式と西洋式の融合
霧峰林宅は阿罩霧にある庭園と邸宅建築群の総称です。頂厝、下厝、萊園の三部分で構成され、現在は下厝が改修中です。明台家商専門学校内にある「萊園」は林家の挙人林文欽がその母のために建てたもので、後に霧峰林家花園としてその名が台湾全土に伝わりました。
林家花園は清代中期から現在まで、年代を経ることで建築様式も大きく変化してきました。後期には中国、西洋、日本の三つのスタイルが融合した建築と庭園も現れています。
梨山風景区
花見に適した月:三月、四月
「梨山風景区」は中横公路西側に位置し、谷関、梨山、思源埡口の遊憩システムを含み、雪霸及び太魯閣国家公園に隣接しています。
思源埡口は台七甲線にあり、車で台七甲線を行き環山部落を通り、武陵農場を訪ねれば、先住民泰雅(タイヤル)族の文化を体験し、国宝魚-タイワンマスや地質地形などの自然資源を観賞することができます。毎年三月から四月にかけて、梨山地区では梨山花見フェスティバルが、八月には谷関地区で谷関温泉文化フェスティバルが開催されます。