台中旧城散策
リリース日:2024-08-16 1.1万
台中旧台鉄駅一帶は「旧城区」と呼ばれ、古い街並みが広がります。この辺りはかつてはにぎやかな繁華街で、通りと商店街が碁盤の目の状に整然と設計されているため、台中は「小京都」と呼ばれることもあります。ネオンサインや都会の喧騒にはもううんざり?それなら、台中旧城にお越しください。ゆったりと散策しながら、レトロな歷史建築、路地裏に隠れた台中ならではの地元の味を探してみませんか?
コース:
台湾太陽餅博物館→継光街(ベトナム式フランスパン、謝氏早点豆花専売店)→青草街→東協広場→新盛橋(宮原眼科)→中山路(栄裕布荘、第四信用合作社)
台湾太陽餅博物館
六十年の時を刻む奥深い味
重なるパイ皮が麦芽糖を包んでいます。やさしい甘さの太陽餅は台中を代表する名産です。中区の台湾大道にある「台湾太陽餅博物館」は歷史的建造物「全安堂」をリニューアルしたものです。太陽餅の開発者である魏清海氏の業績を記念する「太陽餅博物館」は、二階建て建物の内部に軽食区、文化創意商品などの販売部を備えるほか、伝統的な中華菓子を展示し、台中の食文化を伝えています。
台湾太陽餅博物館
営業時間:08:00-21:00
見学情報:見学無料、手作り体験費用250元/人
電話:+886-4-22295559
住所:台中市中区台湾大道一段145号
継光街
地味だけどスゴイ継光道
台鉄台中駅の近くにある継光街は、日本統治時代には「栄町」と呼ばれ、布店、飲食店、時計店、雑貨店等の生活用品を商う店が集まっていました。ここで一番有名なのはもちろん「継光香香鶏(鳥の唐揚げ)」ですが、それ以外にも台中人必食の(朝食)、「肉蛋吐司(肉タマゴトースト)、ベトナム式フランスパンも有名です。
創業60年の「古早味謝氏早点豆花専売店」は台中の人々にとって欠かせない朝食です。三枚の食パンに揚げた薄切り肉、卵焼き、キュウリを挟んだシンプルさですが、リーズナブルなのに美味しくてボリュームたっぷり。豆花、蛋餅(塩味クレープの薄焼き卵巻)もここの看板商品です。
ベトナム式フランスパンは、軽く炙ったフランスパンに十分な厚さの肉、キュウリなどの具を挟みます。台中で働く同胞のためにベトナム人が売り始めたものですが、これが台中でも大ヒット。台中人の胃袋をがっちりつかんでいます。
謝氏早点豆花専売店
営業時間:05:00-12:00
電話:+886-4-22202419
住所:台中市中区継光街136号
青草街
青草の香りいっぱいの路地裏
見たところ特に目立った特徴もない路地。そこに足を踏み入れると漂ってくるのは、青草(漢方薬草)の香りです。こここそ中区成功路90巷の青草街。「漢強百草店」、「阿蘭青草店」は数十年の歷史を有し、暑気覚ましに最適な青草茶(薬草茶)、乾燥させた漢方薬草、専門に栽培された新鮮な薬草を販売しています。ここにはにぎやかな人波はありませんが、薬草の香りと流れる歲月が、静けさと台湾文化に触れられるひと時をお届けします。
青草街
住所:台中市中区成功路90巷
東協広場
台中のリトル東南アジア
「東協広場」は台鉄台中駅付近にあり、もともとは「第一広場」と呼ばれていました。ここは日本統治時代の第一公有市場で、高くそびえる堂々たる建物は、かつてはにぎやかな商業の中心地でした。けれども現在は、東南アジアと台湾文化が融合し独特の雰囲気を醸しています。ここには東南アジア各国のさまざまな特色ある屋台、美食が集まり、ベトナム、インドネシア、タイ等の美食と文化を体験できる場所となっています。
新盛橋
古典的な美しさ アーチ橋
中区中山路と緑川東、西街に位置する新盛橋(中山緑橋)は緑川にかかるアーチ橋です。日本統治時代の1908年、台湾縦貫鉄道の全線開通を祝って造られた橋で、欄杆にはアールヌーボー風のアイアンワークがはめ込まれ、古典的な美しさを放っています。
新盛橋のたもとには同様に歴史的建造物である「宮原眼科」があります。まだらな赤レンガ壁、歷史の痕跡を残す石柱。ドアを開けて中に入った途端、パリー・ポッターの世界に迷い込んだかのような錯覚を覚える「宮原眼科」は、レトロ風情がお好みのあなたには絶対に外せない行き先です。ここでは「日出」社が自社製のチーズケーキ、アイスクリームを販売しており、その味も「宮原眼科」の人気に拍車をかけています。
宮原眼科
営業時間:10:00-22:00
電話:+886-4-22271927
住所:台中市中区中山路20号
中山路
かつて繁栄を謳歌した中山路
日本統治時代、中山路は新盛橋通と呼ばれており、日本人が暮らす地区でした。にぎやかな公益路に比べると、中山路には落ち着いた雰囲気が漂っています。けれども、見たところ古びて廃れた店々の中には、70年の歷史を誇る布店が隠れているのです。
「栄裕布荘」に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは整然と積み上げられた色とりどりの布たちです。ここの前身は、日本統治時代、継光街付近にあった山本和服店。ここでは布を販売するだけでなく、オーダーメイドも受けており、古くからの贔屓客を多く抱えています。
「栄裕布荘」付近の「第四信用合作社」は「宮原眼科」と同じく「日出グループ」の経営で、歴史ある銀行建築をスイーツ店にリニューアルしました。内部には当時の金庫、コンクリート柱がそのままの姿で残されています。スイーツには台中の人気かき氷「豊仁冰」のテイストが融合し、古今が交錯する美感が感じられます。
栄裕布荘
営業時間:11:00-20:00
電話:+886-4-22222477
住所:台中市中区中山路71号
第四信用合作社
営業時間:10:00-22:00
電話:+886-4-22271966
住所:台中市中区中山路72号
コース:
台湾太陽餅博物館→継光街(ベトナム式フランスパン、謝氏早点豆花専売店)→青草街→東協広場→新盛橋(宮原眼科)→中山路(栄裕布荘、第四信用合作社)
台湾太陽餅博物館
六十年の時を刻む奥深い味
重なるパイ皮が麦芽糖を包んでいます。やさしい甘さの太陽餅は台中を代表する名産です。中区の台湾大道にある「台湾太陽餅博物館」は歷史的建造物「全安堂」をリニューアルしたものです。太陽餅の開発者である魏清海氏の業績を記念する「太陽餅博物館」は、二階建て建物の内部に軽食区、文化創意商品などの販売部を備えるほか、伝統的な中華菓子を展示し、台中の食文化を伝えています。
台湾太陽餅博物館
営業時間:08:00-21:00
見学情報:見学無料、手作り体験費用250元/人
電話:+886-4-22295559
住所:台中市中区台湾大道一段145号
継光街
地味だけどスゴイ継光道
台鉄台中駅の近くにある継光街は、日本統治時代には「栄町」と呼ばれ、布店、飲食店、時計店、雑貨店等の生活用品を商う店が集まっていました。ここで一番有名なのはもちろん「継光香香鶏(鳥の唐揚げ)」ですが、それ以外にも台中人必食の(朝食)、「肉蛋吐司(肉タマゴトースト)、ベトナム式フランスパンも有名です。
創業60年の「古早味謝氏早点豆花専売店」は台中の人々にとって欠かせない朝食です。三枚の食パンに揚げた薄切り肉、卵焼き、キュウリを挟んだシンプルさですが、リーズナブルなのに美味しくてボリュームたっぷり。豆花、蛋餅(塩味クレープの薄焼き卵巻)もここの看板商品です。
ベトナム式フランスパンは、軽く炙ったフランスパンに十分な厚さの肉、キュウリなどの具を挟みます。台中で働く同胞のためにベトナム人が売り始めたものですが、これが台中でも大ヒット。台中人の胃袋をがっちりつかんでいます。
謝氏早点豆花専売店
営業時間:05:00-12:00
電話:+886-4-22202419
住所:台中市中区継光街136号
青草街
青草の香りいっぱいの路地裏
見たところ特に目立った特徴もない路地。そこに足を踏み入れると漂ってくるのは、青草(漢方薬草)の香りです。こここそ中区成功路90巷の青草街。「漢強百草店」、「阿蘭青草店」は数十年の歷史を有し、暑気覚ましに最適な青草茶(薬草茶)、乾燥させた漢方薬草、専門に栽培された新鮮な薬草を販売しています。ここにはにぎやかな人波はありませんが、薬草の香りと流れる歲月が、静けさと台湾文化に触れられるひと時をお届けします。
青草街
住所:台中市中区成功路90巷
東協広場
台中のリトル東南アジア
「東協広場」は台鉄台中駅付近にあり、もともとは「第一広場」と呼ばれていました。ここは日本統治時代の第一公有市場で、高くそびえる堂々たる建物は、かつてはにぎやかな商業の中心地でした。けれども現在は、東南アジアと台湾文化が融合し独特の雰囲気を醸しています。ここには東南アジア各国のさまざまな特色ある屋台、美食が集まり、ベトナム、インドネシア、タイ等の美食と文化を体験できる場所となっています。
新盛橋
古典的な美しさ アーチ橋
中区中山路と緑川東、西街に位置する新盛橋(中山緑橋)は緑川にかかるアーチ橋です。日本統治時代の1908年、台湾縦貫鉄道の全線開通を祝って造られた橋で、欄杆にはアールヌーボー風のアイアンワークがはめ込まれ、古典的な美しさを放っています。
【写真出典:台中市文化資産処-中山緑橋(旧称:新盛橋)】
新盛橋のたもとには同様に歴史的建造物である「宮原眼科」があります。まだらな赤レンガ壁、歷史の痕跡を残す石柱。ドアを開けて中に入った途端、パリー・ポッターの世界に迷い込んだかのような錯覚を覚える「宮原眼科」は、レトロ風情がお好みのあなたには絶対に外せない行き先です。ここでは「日出」社が自社製のチーズケーキ、アイスクリームを販売しており、その味も「宮原眼科」の人気に拍車をかけています。
宮原眼科
営業時間:10:00-22:00
電話:+886-4-22271927
住所:台中市中区中山路20号
中山路
かつて繁栄を謳歌した中山路
日本統治時代、中山路は新盛橋通と呼ばれており、日本人が暮らす地区でした。にぎやかな公益路に比べると、中山路には落ち着いた雰囲気が漂っています。けれども、見たところ古びて廃れた店々の中には、70年の歷史を誇る布店が隠れているのです。
「栄裕布荘」に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは整然と積み上げられた色とりどりの布たちです。ここの前身は、日本統治時代、継光街付近にあった山本和服店。ここでは布を販売するだけでなく、オーダーメイドも受けており、古くからの贔屓客を多く抱えています。
「栄裕布荘」付近の「第四信用合作社」は「宮原眼科」と同じく「日出グループ」の経営で、歴史ある銀行建築をスイーツ店にリニューアルしました。内部には当時の金庫、コンクリート柱がそのままの姿で残されています。スイーツには台中の人気かき氷「豊仁冰」のテイストが融合し、古今が交錯する美感が感じられます。
栄裕布荘
営業時間:11:00-20:00
電話:+886-4-22222477
住所:台中市中区中山路71号
第四信用合作社
営業時間:10:00-22:00
電話:+886-4-22271966
住所:台中市中区中山路72号