アンカーポイント台中国際空港は当初は国内線を主な業務としていましたが、地元のニーズに応え、観光業の発展を後押しするため、国際線の運航を開始しました。国際線就航には、台湾と中国との経済対話と相互交流の活発化も影響しています。出入国動線を調整し、空港施設を拡充することで、飛行時間4〜6時間の範囲に路線を限り国際線の運航が始まったのです。
現在台中国際空港からは香港、マカオ、ベトナム・ホーチミン、韓国・ソウル、沖縄などとの間に航空路線が開かれているほか、中国との間では杭州、深圳、南京等に航空便が飛んでいます。
台中空港はコンパクトですが、国際空港としての機能を備えています。免稅品の購入や飲食サービスを提供するほか、地元の特産品を販売する店舗も出店しています。また、ツーリストサービスカウンター、休憩エリア、インターネットサービス、キッズスペース、カート、ギャラリー、マッサージチェア、ベビーカー等も完備し、内外の旅客が快適に過ごせるよう工夫がされています。