アンカーポイント◼️生態体験館-円形劇場、インタラクティブ体験エリア、生態教育センター
◼️高美湿地の夕陽と風車、夜は星空を眺める
大量の人や車が押し寄せ、湿地の景観と生態系に悪影響が及ばないよう、台中市政府建設局は二年を費やし「高美湿地ビジターセンター」を建設しました。敷地面積は8.4ヘクタールにも及び、ビジターセンターの他、「公68」、「公69」という27台のバス、568台の乗用車、205台のオートバイが停められる駐車場を整備しました。
ビジターセンターの建物は二階建て。傾斜したデザインで、らせん状の外観をしており、波が地面から立ち上がっているかのように見えます。二階の展望デッキからは、夕陽と風車が眺められ、夜は星空が堪能できます。屋外広場にはシオマネキと貝殼のオブジェ、生態池があり、写真を撮ったり、湿地の生態系を観察したり、色々な楽しみ方ができるでしょう。
「生態体験館」では観光情報を提供し、ガイドツアーを開催。また、湿地とその生態系に関する完全で奥深い知識を学ぶこともできます。ビジターセンターには飲食エリア、文創グッズエリアがあり、不定期で音楽会、生態講座などアクティビティも行われ、多様で複合的なスタイルで、快適で便利な観光と休息の拠点を提供しています。
ビジターセンター内の「生態体験館」は円形劇場、インタラクティブ体験エリア、生態教育センターに分かれています。円形劇場では、360度投影される迫力ある映像に圧倒されるでしょう。劇場内では高美湿地の四季、朝焼けと夕焼けなど美しい映像が放映され、高美湿地だけで見られる夢のような光景を堪能できます。
インタラクティブ体験エリアでは、入口の「湿地知識壁」で世界の湿地と渡り鳥の渡りルートを概観できます。
続いては、高美湿地の発展史、ここで生息する動植物について学びましょう。ここでは、天気が悪くても、最新テクノロジーで夕日に輝く「高美潮汐」を目にすることができるのです。「湿地植物」、「カニのダンス」、「展翅高飛(翼を広げて高く飛ぶ)」は子どもたちに大人気。体感デバイスで設計された三種のインタラクティブゲームで、湿地の生態系についての考えを深めることができるでしょう。
「高美記憶図」では友だち、家族とともにスペシャルな画像を残すことができます!
出口位置の「生態教育センター」では、不定期でさまざまな生態講座とアクティビティも企画されています。「生態体験館」では多様な方法で、湿地の正しい知識を伝えます。「湿地のサステナブルな利用は自分たちで守る必要がある」という考えの種を植え付けられることを期待しています。
ここはあたかも大型の生態教室です。多様で愉快な施設で、家族そろってお楽しみください!
英語ガイドツアーは一週間前に予約が必要です。